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連合滋賀では、組織人員300名以下の組合を対象とした「中小労組連絡会議」を構成しております。2024年11月16日(土)ライズヴィル都賀山において、中小労組連絡会議第31回総会を49名の参加のもと開催し、2024年の活動報告、2025年度活動計画について満場一致で承認されました。
活動方針では、質疑・応答では、春闘において、物価上昇分を一時金に上乗せということで対応する企業などがあり、しっかりと賃上げで反映させるための労働者側の理論構築などの学習会をしてほしい事や、価格転嫁ができていない状況を政治的にもアクションが取れるような取り組みを強化してほしいといったご意見があり、山本博之中小労組連絡会議議長よりいただいた意見を踏まえて、活動を進めていくことなどの答弁がなされました。
総会後は研修会を実施し「超実践!ChatGPTで業務効率を向上させる体験型セミナー」と題し、講師にAbeam Tech株式会社の岡本侑馬代表取締役からChat-GPTをどのように活用できるか、導入方法などの基礎的な知識から、実際どのような業務に使用できるかなど、参加者全員でChat-GPTを使う実習時間を設け、解説いただきました。
講師:Abeam Tech株式会社
岡本侑馬 代表取締役
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中小労組連絡会議の「視察交流研修会」を2024年9月12日(木)に12名の参加で実施し、大阪モノづくり観光推進協会の中小企業見学プログラムにて2022年に朝ドラ「舞いあがれ」の舞台ともなったモノづくりのまち東大阪を訪問し、中小企業2社を視察見学しました。
最初に、モノづくり観光推進協会から協会の取り組みについてご説明いただきました。
東大阪市内企業は従業員数が19人以下の製造業事業所が85.7%を占める中小企業のまちで、親会社との系列をもたない企業が約9割で、多くの製造業で見られる親会社から子会社、孫会社というピラミッド構造とは異なり、互いが協力工場としてネットワークを構築し、分業型で専門分野に特化した技術を駆使して協力をし合う構造となっており、そのため、専門分野に特化した独自技術を向上させるとともに、その特化した高度な技術と企業間のネットワークの連携によって高品質な製品の製造ができる環境となっているということをご説明いただきました。
そういった東大阪の中小企業が、日本の未来を担う若者にモノづくりへ興味を持ってほしいという気持ちからモノづくり観光推進協会を設立して現在では約100社の市内企業が会員企業として登録されていらっしゃり、地域のブランド化や活性化に取り組まれているとのことで、モノづくりをする職人さんを大切にする風土などを感じるお話でした。
午後からは、実際の東大阪市の中小企業を見学させていただき、1社目に訪問しました山本化学工業(株)では主にウェットスーツなどに使用されるゴム素材の製造現場を見学、2社目に訪問しました野田金属工業(株)では、金属加工現場を見学させていただきました。