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連合滋賀議員団では政策能力を高めるべく2025年4月14日(月)~15日(火)の一泊二日で視察・研修会を実施しました。
- 【明石市役所 不登校支援について・離婚等のこども養育支援について】
- 【倉敷市真備町 平成30年西日本豪雨被害からの復興】
- 【倉敷市美観地区 倉敷デニムストリート】
兵庫県明石市役所を訪問し「不登校支援」および「離婚等のこどもの養育支援」について明石市の先進的な取り組みについてご説明いただきました。
不登校支援では、子どもたちの“第三の居場所”として力を入れ取り組まれた経緯から、公設民営型のフリースペースとして設置された「トロッコ」「ここのば」の設置までのスキーム、運営状況についてご説明いただきました。
また、離婚等のこどもの養育支援では、養育費の取り決めを公的な書類として作成する「養育費等・親子交流取決めサポート事業」や、養育費が支払われない場合に市が一時的に立て替える「こどもの養育費立替支援事業」、さらには養育費の差押えを支援する「養育費差押えサポート事業」など、法的・経済的な支援体制を整備されている取り組みについてご説明いただきました。
子どもの福祉を最優先に考えた取り組みについて大きな学びを感じました。
平成30年7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町の現在の復興状況について、現地視察を行いました。
防災拠点および復興のシンボルとして整備された「まびふれあい公園」では、避難や防災教育の拠点となる多機能施設「竹のゲート」が設置されており、防災備蓄倉庫やソーラー設備、マンホールトイレ、防災かまどベンチなど、さまざまな防災設備も整えられていました。
その後、高梁川と小田川の旧合流点を視察し、合流点付け替え事業の経緯や、完成に至るまでの取り組みについて詳しくご説明をいただきました。
倉敷市児島は、江戸時代から続く綿織物の伝統を礎に、足袋や学生服の生産を経て、1965年には国内初のジーンズが縫製された「国産ジーンズ発祥の地」です。
この歴史ある繊維産業を活かし、近年ではジーンズ愛好者だけでなく、デニムに馴染みのない人々にも楽しんでもらえるよう、ジーンズ以外のデニム製品や、デニムまん、デニムソフトクリームといったユニークな商品も展開されておりました。
こうした取り組みは、地域の魅力を広く発信し、「また倉敷を訪れたい」と思ってもらえるきっかけとなるとともに、国産デニムのブランド力向上にもつながっており、地域活性化の好事例として大いに学びとなりました。