(一社)滋賀経済産業協会との意見交換会を2021年1月29日(金)に琵琶湖ホテルにて開催し、2021春季生活闘争に関して、滋賀経済産業協会へ連合滋賀から「雇用の安定・創出」「労働条件の改善・格差是正」「働き方改革の職場定着、法令の遵守、労働安全衛生」の3点について要請を行いました。
また滋賀労働局雇用環境・均等室の原英史室長に「同一労働・同一賃金~最高裁の判例を受けて企業としての対応は」をテーマに講演をしていただきました。
最高裁の判決では、「非正規についてボーナスや退職金を支給しなくても不合理ではない」との判決が出た一方、「非正規に年末年始勤務手当などの諸手当を支給しないのは不合理」という内容でした。
ポイントとしては、①職務内容の違いの明確化(格差の理由説明)②配置転換の違いの明確化(異動の理由付け)③正社員への登用制度の創設の取り組み加え、労使間で十分に話をすることとのアドバイスをいただきました。