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2024春季生活闘争のスタートに向けて、県下4つの主要駅（JR石山駅・JR長浜駅・JR栗東駅・JR近江八幡駅）にて2024年2月5日（月）に闘争開始宣言集会を行いました。
賃上げを中心とする「人への投資」を起点とした経済の好循環へ、ステージ転換を着実に進めるための2024春季生活闘争が、いよいよスタートしました。
昨年、2023年は、30年ぶりの高水準で賃上げが行われました。これを日本全体のステージを変えるターニングポイントとしなければなりません。しかしながら、物価高が続いたことによって、実質賃金はマイナスとなり、家計の負担が増えています。少々寒くても暖房はしないとか、洋服も新調しないで我慢しよう、高価な食料品は控えようなど、生活に苦しさを感じている方が多いのではないでしょうか。外食産業でも、これまでより、お客さんがお店で頼むお料理の品数が減ったといわれております。
このように、食材をはじめ、原材料、エネルギー価格などが高騰している中で、それを製品価格に転嫁するのは当然ですし、物価高そのものが悪いわけではありません。経済成長にとっては、価格転嫁を行い、その上で、物価の上昇に負けない賃上げをする事が必要なんです。このような中、連合は、賃上げに向けて「みんなで賃上げ。ステージを変えよう！」を合言葉に、「2024春季生活闘争 連合アクション」を全国で展開しています。
2024春季生活闘争において、連合は賃上げ分で3％以上、定期昇給分を含めて5％以上の賃上げを求めております。パート、有期契約、派遣契約で働くすべての人の賃金を引き上げ、男女間の賃金格差や企業規模間格差を是正する取り組みを進めていきます。
デフレマインドを完全に払しょくするには、昨年以上の賃上げを継続していくことが不可欠です。今こそみんなで「賃上げを！」と声をあげましょう！
