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中小労組連絡会議の「視察交流研修会」を2024年9月12日(木)に12名の参加で実施し、大阪モノづくり観光推進協会の中小企業見学プログラムにて2022年に朝ドラ「舞いあがれ」の舞台ともなったモノづくりのまち東大阪を訪問し、中小企業2社を視察見学しました。
最初に、モノづくり観光推進協会から協会の取り組みについてご説明いただきました。
東大阪市内企業は従業員数が19人以下の製造業事業所が85.7%を占める中小企業のまちで、親会社との系列をもたない企業が約9割で、多くの製造業で見られる親会社から子会社、孫会社というピラミッド構造とは異なり、互いが協力工場としてネットワークを構築し、分業型で専門分野に特化した技術を駆使して協力をし合う構造となっており、そのため、専門分野に特化した独自技術を向上させるとともに、その特化した高度な技術と企業間のネットワークの連携によって高品質な製品の製造ができる環境となっているということをご説明いただきました。
そういった東大阪の中小企業が、日本の未来を担う若者にモノづくりへ興味を持ってほしいという気持ちからモノづくり観光推進協会を設立して現在では約100社の市内企業が会員企業として登録されていらっしゃり、地域のブランド化や活性化に取り組まれているとのことで、モノづくりをする職人さんを大切にする風土などを感じるお話でした。
午後からは、実際の東大阪市の中小企業を見学させていただき、1社目に訪問しました山本化学工業(株)では主にウェットスーツなどに使用されるゴム素材の製造現場を見学、2社目に訪問しました野田金属工業(株)では、金属加工現場を見学させていただきました。