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6月男女平等月間学習会を2025年6月28日(土)にライズヴィル都賀山にて開催し、51名(女性参画率44.8%)の組合員の方にご参加いただきました。
「カイゴとしごとの両立を考えるセミナー」と題して、ポジティブトランジション代表、育休後シニアアドバイザー・二級キャリアコンサルティング技能士の石倉和美様にご講演いただきました。
講演の始めに、現在の日本の少子高齢化に伴い生じている、介護分野で起こる2025年問題(団塊の世代が75歳以上約2200万人となる)について触れられ、介護について知っておくべき知識や心構え、介護の始まりから終わりまでの全体像などをわかり易く説明いただいた。仕事をしながら介護をする人について、「自分の立ち位置は介護を担う当事者になるのではなく、介護を担うチームメンバーを揃え、介護の体制作りをマネジメントすることである。」と話されました。
グループワークでは、複数の介護ケースを想定し、働きながらどのように介護を担う体制づくりができるのか話し合いが行われ、参加者は真剣に議論を行いました。
講演の最後に石倉講師より「組合は、介護休業・時短勤務・介護休暇などの制度利用を労使交渉で整備・改善してきた歴史がある。今日ご参加の皆さんは組合に戻ってご自身の会社の育児・介護制度を確認し、周知や拡充に取り組んでほしい。」と締めくられました。






