日本労働組合総連合会滋賀県連合会 連合滋賀

0120154052
連合滋賀2015新春の集い

連合滋賀2015新春の集い

2015年の新年を迎え、「連合滋賀2015新春の集い」を2015年1月8日に琵琶湖ホテルにて開催いたしました。
来賓に三日月大造滋賀県知事を始め、各首長などの行政、経済団体や事業団体、各級議員、報道関係などにお越しいただき、連合滋賀の構成組織・地域協議会からの参加を含む222名の方々にご参集いただきました。

 

連合滋賀山田清会長挨拶(要旨)

 
新春を迎え、ご家族お揃いで新年を迎えられたことと存じます。2015年が皆様にとって明るく実りの多い年となるようお祈り申し上げます。
さて、生活者・働く者を犠牲にした成長戦略は何としても阻止しなければなりません。今、政治がやらなければならないのは、この日本の傷んだ雇用をどう立て直すのかであり、世界で前例のない、超少子高齢化と人口減少社会から持続可能な社会の構築のため、この国の未来の設計図を示し、国民との合意形成を図ることです。「大企業が元気になればその恩恵は、中小零細企業に波及する」というトリクルダウンは、市場の規模が拡大していた時代は別として、日本経済が縮小していく中で、安倍政権の政策は、格差拡大をますます増幅させるだけです。私たちはこうした安倍政権としっかり対峙し、運動を展開していかなければなりません。
当面は、労働者保護ルール改悪阻止の取り組みです。労働者保護ルールは、働く者が人たるに値する生活を営むための最低限のルールであり、経済的規制と同列に置くべきではありません。劣化した雇用の立て直しを日本再興の中心に捉え、格差の是正やボトムアップを通じて経済の好循環を図らなければなりません。
2つ目は、2015春季生活闘争であります。「賃上げ」、「時短」、「政策・制度の実現」を3本柱として位置づけ、賃金の「底上げ・底支え」「格差是正」を実現することで、デフレからの脱却を果たさなければなりません。そのためにも、月例賃金の引き上げにこだわり、非正規労働者や中小企業で働く仲間の賃金の引き上げが重要です。
3つ目は、組織拡大と組織の充実強化です。年々低下する組織率を反転させ、納得ある働きと、やりがいある働きを追求するためにも、集団的労使関係をさらに大きく確立することが重要です。組合員だけでなく、同じ職場で働く非正規労働者の人たちが抱えている課題や悩みを一緒に考え行動し、解決していくという「職場から始めよう運動」の実践が原点です。
4つ目は、政治課題への取組みです。昨年7月の知事選挙では、三日月知事の誕生で40年間続いた「滋賀の草の根県政」を守ることができました。昨年末の衆議院解散総選挙では、すべての選挙区での当選を目指しました。「川端達夫」さん、「田島一成」さんは比例代表で議席を確保しましたが、「小川泰江」さん、「徳永久志」さんは、健闘されましたが残念な結果となりました。民主党が伸び悩む中で、2議席確保は、この4月の統一地方選挙で三日月県政を支える県議選や、大津、彦根、近江八幡、栗東の市議選につながると確信し、連合滋賀が推薦する全員の当選を果たすため、連合滋賀の総力を挙げ闘います。
本年も、連合滋賀へのご支援を賜りますようお願いいたします。

back to page top