日本労働組合総連合会滋賀県連合会 連合滋賀

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2018平和行動in長崎

2018平和行動in長崎

~語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で
恒久平和の実現を~

 
 
連合は、1989年の結成当初から平和で安定した社会の実現を目指し、平和運動に取り組んでいます。
広島につづき1945年8月9日に長崎にも原爆が投下され7万4,000人が息絶え7万5,000人余が傷つきました。長崎の地から平和への祈りを込め、二度と核兵器が使われないよう強く訴えていかなければなりません。2018年8月8日(水)から9日(木)にかけて「2018平和行動in長崎」を実施しました。連合滋賀からも5名が参加しました。
平和ナガサキ集会には全国から約3,300名が参加し、開会挨拶では連合長崎宮﨑会長より「今日から始まる平和行動を通じて、見たり、聞いたり、感じたことをぜひそれぞれの地域で、職場で、家庭で、共有していただき、核兵器廃絶を訴え、私たち一人ひとりが自らできることを行動していきましょう。」と挨拶されました。また、集会の最後には青年委員会委員長が「ナガサキからの平和アピール」を読み上げ、満場一致で確認されました。

 

参加者レポート

 
 

JAM京滋 日本精工労働組合石部支部 大江一也さん

 
8月8日~10日に掛けて自身初になる、2018平和行動in長崎に参加させて頂きました。
連合2018平和ナガサキ集会では、実際に被爆された方のお話を聞くことができ、原爆に対する捉え方が大きく変わり、大変貴重で有意義な集会でした。
長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典では、原爆死没者に哀悼の意を表し恒久平和の実現への祈りを込めて1分間の黙祷を行いました。また、午後より長崎原爆資料館にて、展示物やパネルを見て被害状況等、学習させて頂きました。
その後、連合主催のピースウォークに参加させて頂き、連合長崎青年委員会の方によるピースガイドにて平和公園及び周辺地域の史跡を丁寧に説明頂きました。
万灯流しにも参加させて頂き、原爆犠牲者へのご冥福をお祈りすると共に、恒久平和の実現への思いを一層強めて行きたいと思います。
 


 

全馬労 全国競馬労働組合 京勇吉さん

 
平和行動に参加して、最後の被爆地を訪れて、73年前の悲惨さを被爆者から聞き、涙して凄さを実感しました。連合長崎を中心に行われた平和集会での平和アピールにも共感しました。
2日前の平和祈念式典に参列して、核兵器の話を聞き、核のない世界にしなければならないと強く思いました。来賓の挨拶の中で安倍総理大臣の挨拶の拍手より、国連事務総長の挨拶の拍手が多く長かったことが平和を願う皆さんの真意の拍手であったと感じました。
日本も核兵器禁止条約に署名していくものであり、訴えていかなければならないと思います。広島・沖縄でも聞きますが戦争の怖さ、虚しさは悲惨であり二度としてはいけないし、起こさせてもいけません。被爆地を見て、被爆者の話を聞けば涙、涙です。恒久平和のために核兵器は必要ありません。
憲法九条の改憲が行われる討論がなされていますが、戦争への一ページにならないよう願うばかりです。全世界が戦争のない平和な社会の実現、暮らしを祈念します。
 


 

第1区地域協議会 ルネサスグループ連合滋賀地区支部 吉門信二さん

 
8月8日(水)~10日(金)「2018平和行動in長崎」に初めて参加させて頂きました。広島の平和公園は何度か訪れたことはありましたが、長崎は一度も訪れたことが無かったので、長崎の原爆についてしっかりと勉強させて頂こうと参加させて頂きました。
1日目に「連合2018平和ナガサキ集会」に参加させて頂き、2日目は午前中に「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に参加、午後は「ピース・ウォーク」に参加、夕方は「万灯流し」に参加と猛暑の中ハードなスケジュールではありましたが、平和に対する長崎の人の強い思いを感じることの出来た2日間となりました。
広島・長崎と実際に原爆を投下された県の方々の思いは、戦後73年経過した今でもしっかりと引き継がれている事を実感しました。私たちは日々の仕事の忙しさの中で、自分の事で精一杯になりがちですが、日本、そして世界の平和について無関心でいてはいけないと改めて考えさせられたました。
 


 

第1区地域協議会 日本電気硝子労働組合大津支部 原田康さん

 
今回、「連合2018平和行動in長崎」に参加させて頂きましたが、私にとって初めての“長崎上陸”でした。
原爆は日本で2か所、広島と長崎に投下されたことは言うまでもなく、私的には原爆=広島のイメージが強かったのですが、いざ集会に参加し、長崎原爆資料館に足を運び、理解を深めていくうちに、広島、長崎と言うことではなく、如何に原爆投下が非人道的で悲惨な出来事であったかを改めて考えさせられました。
長崎入り2日目の連合ピースウォークでは、各モニュメントのほか、「旧長崎刑務所浦上刑務支所の残された基礎部分」や「被爆当時の地層」から爆風の凄まじさを感じることが出来ました。そして、原爆の恐ろしさ以上に、当時、この場で被災された人たちの悲惨さ、無念さは計り知れない出来事であったと同時に戦争への怒りさえも覚えました。
また、夕刻からは万灯流しにも参加させていただきました。万灯に各々の思いを書き、被災され亡くなられた人たちへの慰霊と恒久平和を願い浦上川に流してきました。
改めて核兵器の廃絶と世界の恒久平和実現には、私たち一人ひとりが活動を理解し、伝えることが大切であると感じました。
 

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