あけましておめでとうございます。皆様には、それぞれの想いをもって2021年コロナ禍での新春を迎えられたことと思います。
わが国で初めて感染が報告されてから、1年が経とうとしている新型コロナウイルス感染症ですが、冬の訪れと共に感染者が増加し、昨年末には医療崩壊という言葉が医師会から発言されるなど、予断を許さない状況が続いています。医療や介護、インフラや物流を担っていただいている皆さんをはじめ、それぞれのお立場で懸命にご奮闘を頂いている、すべての働く仲間の皆さんに敬意を表する次第です。
今、コロナ禍で明らかになった社会の脆弱さの克服はもとより、人口構造・産業構造の変化、防災・減災・被災地支援等の課題に対応していくためにも、働く仲間に寄り添い「必ずそばにいる存在」としての労働組合の真価が問われている時だと思います。
連合は、昨年提起した『共有する「理念」-命とくらしを守る「新しい標準(ニューノーマル)」を創る-』の強力な推進を呼びかけます。一人ひとりの多様性・可能性が尊重され、将来に希望の持てる社会づくりを通じ、新たな国民生活の活力に結びつけていく・・・今年をその起点の年にしようではありませんか。そして、持続可能で包摂的な「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて、今こそ、「私たちが未来を変える」運動を全員で推進していきましょう。
本年も、連合滋賀に対する一層のご支援をお願いするとともに、皆様の益々のご健勝とご活躍を祈念申し上げ年頭のご挨拶にいたします。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
2021年1月5日
連合滋賀会長 柿迫 博
設立30周年記念演奏会(第29回演奏会)を2020年12月27日(日)に大津市民会館にて開催し、団員の家族や、組合員の皆さま含む、約300名にお越しいただきました。
コロナ禍での開催で、不安もたくさんありましたが、来場者の皆さまの感染予防に加え、子どもたちはマスクも衣装のひとつとして工夫し開催させていただきました。
今年は「クリスマスサンバ」をテーマに、ダンスを交えながら1年間の練習の集大成を観客の皆さまに披露しました。このような状況の中、多くの方にご来場いただくとともに、多大なるご支援・ご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
「1人でも入れる労働組合」として未組織や連合滋賀未加盟の労働者の受け皿となる連合ユニオン滋賀の「第22回定期大会」を2020年12月18日(金)にライズヴィル都賀山にて開催しました。
今年度、新たに1名が加入し、組合員5名とその他、柿迫連合滋賀会長など12名が参加し2020年度の活動報告を行うとともに2021年度活動方針を確認しました。
滋賀退職者連合は政策・制度の実現に向けた運動として「2020年度政策・制度要求書」を滋賀県へ2020年12月18日(金)に提出しました。
要請に対しての回答を滋賀県健康医療福祉課からご説明いただき、その後、意見交換を行いました。
意見交換では、コロナ禍の中での高齢者の1人暮らしに対してのケア、高齢者に向けて高齢者に分かりやすい情報提供の方法、医療福祉推進アドバイザーの県内での活動などについて活発な議論が行われました。
同じ職場で働く仲間の待遇改善に向け、パート・有期雇用労働者の実態を把握し、労働組合として「働き方改革」の着実な定着を図る取り組みを実施しよう!
2021年4月1日より同一労働同一賃金(パート・有期法)が中小企業にも適用されます
パート・有期雇用労働者に対する取り組み
以下のSTEPに沿って待遇改善を進めよう。あわせてパート・有期雇用労働者の組織化の取り組みも進めよう!
派遣労働者に対する取り組み
派遣元・派遣先企業には2020年4月1日から完全適用されています。改めて取り組みを徹底しよう!
チラシ
掲載:2020年12月
連合滋賀の青年委員会・女性委員会の両総会を2020年11月28日(土)に滋賀県教育会館にて開催し、2021年度の運動方針、役員の選出を確認しました。
女性委員会においては相澤委員長(JAM・ダイキン工業労組)が継続、青年委員会においては窪田委員長(UAゼンセン・綾羽労組)から小山新委員長(電機連合・パナソニックアプライアンス労組草津地区支部)への新体制を確認いたしました。
新型コロナ感染拡大防止のため、例年、同日に行っていた「女と男のいきいきフォーラム」は開催自粛、両総会も新旧役員のみで行うという形式となりました。
青年委員会第30回総会
女性委員会第31回総会
2020年11月23日(月・祝)、勤労感謝の日に全国一斉で日本ワークルール検定協会主催の「ワークルール検定2020・秋」が開催されました。
新型コロナウイルス感染症が広がりをみせておりますが、滋賀会場のライズヴィル都賀山では、感染防止対策を講じた中で予定通り「初級」が実施されました。
働きやすい職場環境をつくるためにワークルールの知識は欠かせません。
連合滋賀は、「ワークルール検定」の普及を通じてワークルールが社会に定着し「働きやすい職場」が実現されることをめざしていきます。
日本退職連合からも国に対し要請行動を行っている「2020年度政策・制度要求」を滋賀退職者連合は、2020年11月20日(金)に友誼国会議員である嘉田由紀子参議院議員に対し実施しました。
要請内容には、社会保障制度に対する要望など高齢・退職者に関わる様々な諸課題について記載しており、要請書を手交した後、様々な国の政策について意見交換を行いました。意見交換では、要請内容の他にも新型コロナウイルス感染症の拡大についても嘉田参議院議員の国に対する所感をお聞きでき、大変有意義な時間となりました。
連合滋賀は現下の労働や雇用などの情勢を把握し、働くことの意義や働く上での具体的な課題の認識、ワークルールの重要性などの見識を深めることを目的に、滋賀大学にて大学寄付講座を2020年10月1日~11月19日の週1回の講座を行いました。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ZOOMによるWEB講義スタイルにて行っております。
第1回 2020年10月1日 |
「連合寄付講座で滋賀大学の皆さんに学んでほしいこと」 連合滋賀 柿迫博 会長 |
第2回 2020年10月8日 |
「雇用と賃金」 連合滋賀 村田 浩幸 副会長 |
第3回 2020年10月15日 |
「ブラック企業、ブラックバイト」 滋賀県労働委員会 白﨑直樹 |
第4回 2020年10月22日 |
「労働相談に見る職場の現状と労働組合の役割・意義」 連合滋賀 池内正博 事務局長 |
第5回 2020年10月29日 |
「集団的労使関係」 連合滋賀 内海善夫 副会長 |
第6回 2020年11月5日 |
「男女平等参画社会・ワークライフバランス」 連合滋賀 田中 節子 副事務局長 |
第7回 2020年11月12日 |
「希望をもって明日に向かってはばたこう」 教育文化協会 南雲弘行 理事長 |
第8回 2020年11月19日 |
まとめ 滋賀大学 山田和代 教授 |
連合議員団各級議員の政策能力向上と連携の強化を目的に開催している「ネットワーク会議」を2020年11月18日(水)に滋賀県教育会館にて開催いたしました。今回は新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、WEBを併用しての開催となりました。
冒頭、連合滋賀連合議員団会議の今江政彦会長と、連合滋賀の柿迫会長にご挨拶いただき、連合本部政治センターの川島総合局長を招いて「連合の政治活動について」と題し、連合の政治理念と政策実現の取り組み、最近の政治動向、連合と立憲民主党の“共有する「理念」”について講演いただき、意見交換を行いました。