日本労働組合総連合会滋賀県連合会 連合滋賀

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11月は過労死等防止啓発月間「実現しよう過労死等ゼロ」

11月は過労死等防止啓発月間「実現しよう過労死等ゼロ」

 

11月は過労死等防止啓発月間,実現しよう過労死等ゼロ

 

働き方を見直して過労死等のない職場へ,そもそも過労死とは過労死等防止対策推進法によると、業務における過度な負荷による脳血管疾患・心臓疾患を原因とする死亡,業務による強い心理負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡,これらの脳血管疾患・心臓疾患・精神障害,と定義されています
過労死等ゼロに向けて取り組みを徹底しよう,過労死等の防止のための対策に関する大綱が新しくなりました

 
新たな大綱では、勤務間インターバル制度の数値目標が引き上げられたことに加え、コロナ禍での労働時間の状況を踏まえた過重労働対策や、テレワークなど多様な働き方への対策なども盛り込まれています。

労働時間をしっかりと把握しよう

テレワークや副業・兼業など、どのような働き方でも労働時間を適正に把握・管理するしくみづくりを進め、長時間労働を防止していきましょう。

 
36協定をきちんと締結しよう

労使で話し合いの上、36協定を適正に締結し、職場の仲間を働きすぎから守っていきましょう。

 
勤務間インターバル制度を導入しよう

終業から始業までに一定以上の休息時間を設けることで、しっかりと休める職場を実現していきましょう。

 
メンタルヘルス対策・ハラスメント防止対策を充実させよう

方針の明確化や相談体制の充実、コミュニケーションの活性化、取り組み内容の労働者への周知啓発に努め、心健やかに働ける職場環境をつくっていきましょう。

過労死等の防止に向けて、職場の労働組合による取り組みは欠かせません。
大綱の見直しを契機に、誰もが安心して働ける職場環境になっているか、改めて点検し、改善の取り組みを進めていきましょう。
 
●新たな「大綱」が定める数値目標

長時間労働の削減

週労働時間40時間以上の雇用者のうち、週労働時間60時間以上の雇用者の割合を5%以下(2025年まで)


勤務間インターバル制度

制度を知らない企業の割合を5%未満(2025年まで)
制度導入企業の割合を15%以上(2025年まで)
※いずれも労働者30人以上の企業


年次有給休暇の取得率

取得率を70%以上(2025年まで)

疲れていませんか? 不安を抱えていませんか?

 
「コロナ禍による仕事の変化がつらい」「長時間労働が続き休めない」「収入や雇用が不安」など、連合へは、働く者からの切実な声が寄せられています。
ストレスや心身の疲れは誰にでも起こり得ます。
この機会に、ご自身や職場の仲間、ご家族の働き方を見つめ直してみませんか。

 

チラシ

 

掲載:2021年10月

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