ディーセント・ワークとは?
●ディーセントとは…
de-cent【di:snt】【形】きちんとした、適切な、魅力的な、相当の
●ディーセント・ワークとは…
直訳すると「きちんとした仕事」あるいは「適切な仕事」
「ディーセント・ワーク」とは、国際労働機関(ILO)のフアン・ソマビア元事務局長が1999年に、ILOの理念・活動目標として示し、ILOの活動の主目標と位置づけられました。日本語では、「働きがいのある人間らしい仕事」と訳します。
公正なルールが確立されていないグローバル化が進展してしまうと人間らしく働けなくなってしまいます。世界には、労働の尊厳が軽視され、ディーセント・ワークからは程遠い地域・状況がいまだに存在していることから、1948年に国連で採択された「世界人権宣言」や同年のILO総会で採択されたILO第87号条約(結社の自由と団結権保護)でうたわれている人権に関する普遍的な理念や基準の再確認が必要です。
連合滋賀は「働くことを軸とする安心社会の実現」に向けてディーセント・ワークを目指しています。
10月7日はディーセント・ワーク世界行動デー
連合も加盟している世界163の国々や地域の2億18万2174人(2019年11月時点)の労働者が結集する国際労働組合総連合(ITUC)が「公正なグローバル化を通じた、持続可能な社会」を目指して、毎年10月7日を「ディーセント・ワーク世界行動デー」と定め、世界中で一斉行動を呼びかけています。
その仕事ディーセントですか?
その仕事、ディーセントですか? もし一つでも「No」があれば、あなたの仕事、ディーセントではないかもしれません。

2020年連合チラシ