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「1人でも入れる労働組合」として未組織や連合滋賀未加盟の労働者の受け皿となる連合ユニオン滋賀の「第25回定期大会」を2023年12月19日(火)にクサツエストピアホテルにて開催しました。
議案審議では、2023年度の活動報告を行うとともに2024年度活動方針を確認しました。
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女性委員会第34回総会・青年委員会第33回総会を12月2日(土)に開催しました。両委員会ともに2023年度活動報告を行い、総括をするとともに、2024年度活動方針を提案し、満場一致で承認されました。
2024年度役員選出では女性委員会は長年、委員長としてご尽力いただきました相澤三千代さん(JAM)が退任し、新たに松本有子さん(電機連合)、青年委員会は坪田英樹さん(自治労)が委員長が退任し、唐木成顕さん(UAゼンセン)が委員長として選出されました。
総会後は「女と男のいきいきフォーラム」を開催し「ジェンダーの思い込みとマイクロアグレッション」と題し、Bridge Projectの内山唯日さんにご講演いただきました。
マイクロアグレッションとは?
日常の中に潜んでいるチクチク言葉で、特定のグループに対して思い込みがあると、わざとではなくても相手を傷つけるような言葉を言ったり、行動をしてしまったりすること。以下の3つに分かれる。
①マイクロアサルト:意図的に侮辱する、差別する。
②マイクロインサルト:たいてい無意識。思い込みが言動に現れることで相手を傷つける。
②マイクロインバリデーション:たいてい無意識。マイクロアグレッションを受けた人の感情や差別された経験を否定する。
マイクロアグレッションを日本語で直訳すると「些細な攻撃」となり、些細なことだと誤解されがちですが、実は精神への影響が大きいと言われており、長期的にマイクロアグレッションを受けることでうつ病や、不安症、トラウマなどのリスクが増加がされるなどのデータがあることや、「1000の傷による死」と呼ばれる程、当事者にとってつらいものであることなどをご説明されました。
そういったマイクロアグレッションに対して、自分たちにできることを考えるために、日常の場面を事例に、マイクロアグレッションを言う人、受ける人、傍観者との役に分かれ、三者の関係をこじらせず、建設的な意見交換の場をつくり、今後のマイクロアグレッションを減らすにはどうしたらよいかを考えるロールプレイを行いました。
ロールプレイ後は、参加者からどんな方法を思いついたか発表などを行い、まとめとして内山さんから、マイクロアグレッションを減らすために多様な捉え方があることを知っておくことや、自分の思い込みと向き合うこと、また男女などカテゴリーとして人を見るのではなく個人として見ること、マイクロアグレッションについてオープンに話せる心理的安全性の高い環境を普段から築き上げることなどが大切であることを述べられました。
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連合滋賀では、組織人員300名以下の組合を対象とした「中小労組連絡会議」を構成しております。2023年11月18日(土)クサツエストピアホテルにおいて、中小労組連絡会議第30回総会を開催しました。
中尾議長より、働く仲間の生活向上に向け、産業別の枠組みを超え労働条件の改善につながる運動を展開していこうと挨拶され総会が開会され、2023年の活動報告、2024年度活動計画、2024-2025年度役員体制について満場一致で承認されました。
最後には、山本博之新議長より、中小労組連絡会議を活性化し、活動に取り組んでいきたい、皆様の協力をお願いし、まずは2024春季生活闘争を労働条件の改善に向け戦い抜き頑張ろう!と、2024年の活動がスタートしました。
総会後の研修会では、労働災害を減少させるための「第14次労働災害防止推進計画」について滋賀労働局労働基準部労働安全課の堀貴志課長にお越しいただき、その重点事項について説明を受けました。
社会を新たなステージへ、ともに歩もう、ともに変えよう
~仲間の輪を広げ 安心社会をめざす~
~仲間の輪を広げ 安心社会をめざす~
連合滋賀は2023年11月10日(金)に琵琶湖ホテルにおいて、「社会を新たなステージへ、ともに歩もう、ともに変えよう~仲間の輪を広げ 安心社会をめざす~」をスローガンとした連合滋賀第20回定期大会を開催し、構成組織代表の代議員、特別代議員、傍聴者および連合滋賀役員等約200名が参加しました。
議長に林萌花氏(電機連合)、城弟光代氏(自治労)の両氏を選出し、本大会開催の初めに連合滋賀執行部を代表して白木宏司連合滋賀会長が挨拶を行いました。
報告では「2023年度活動報告」「2023年度決算報告」「2023年度会計監査報告」について報告がされ全会一致で確認が行われました。議案では「2024年度活動方針」「2023年度剰余金処分」「2024年度予算」「2024~2025役員選出」「規約の一部改正」「顧問の委嘱」「功労者表彰」の全7本の議案を執行部から提起し、各議案、全会一致で可決・承認されました。2024~2025役員選出については、白木宏司氏(電機連合)が再任しました。
功労者表彰は、村田浩幸前副会長(JAM)、辻喜則前副会長(電力総連)、中川康前執行委員(UAゼンセン)、津田真志前執行委員(電機連合)、谷川博樹前執行委員(基幹労連)、藤森健二前執行委員(JR連合)が表彰、男女平等標語・川柳の表彰式もあわせて行い、最優秀作品には西岡薫さん(全労金)、佐武彰さん(自動車総連)、西川怜志さん(自動車総連)が表彰されました。
すべての議事終了後、最後には栗本いづみ副事務局長による大会宣言を採択し、白木宏司会長のガンバロウ三唱で大会を締めくくりました。
2023男女平等標語・川柳
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応募総数:341件
作 品 | 氏 名 | 組合名 | |
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最優秀作品 | 多様性 認めて広がる 可能性 |
西岡 薫 | 近畿労働金庫労働組合 |
優秀作品 | 男らしさ 女らしさよりも その人らしさ |
佐武 彰 | ダイハツ労働組合 |
優秀作品 | ジェンダーレス はじめの一歩は 私から |
西川 怜志 | ダイハツ労働組合 |
2023連合滋賀フォトコンテスト
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連合滋賀第20回定期大会の議案書は今年行いました「2023連合滋賀フォトコンテスト」の最優秀賞の受賞された八木俊充さん(電機連合)の写真を表紙としております。
関連リンク
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働く者・生活者の立場から毎年、滋賀県に対して「要求と提言」を提出しております。
今年も8月に提出しました「2024年度政策・制度要求と提言」に対して滋賀県より回答をもとに、県の各部局との「部局協議」、三日月滋賀県知事をはじめ各部局部長との「総括協議」を2023年11月8日(水)に実施し、滋賀県のとりまく課題について議論を行いました。
白木会長より「労働人口、労働力不足に関して、どのような人づくりや教育ができるのか」、「滋賀県の北部振興について働く者の視点での意見」、「物価高による生活困窮者に対する支援」について、大きく3点について課題提起を行い総論的な部分を含め意見交換を行いました。
連合滋賀から、滋賀の労働力・働く場の確保と人材育成、中小企業支援、学校現場における現状と教員不足、多文化共生、県北部振興、生活困窮者支援、ひきこもり対策、地域の居場所づくり、災害対策、公共交通などについて意見を述べ、滋賀県と現状認識や課題を共有し、滋賀県と連携を強化していくことを確認し終了しました。
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4年ぶりに「視察交流研修会」を2023年10月31日(火)に実施し、ヤンマーパワーテクノロジーへ訪問しました。
伊吹工場・びわ工場に分かれ、エンジンの製造過程の見学に加え、安全対策を学ぶ施設、新入社員の研修施設を見学させていただき、労組役員との意見交換を行いました。
子どもたちに大人気のヤンマーミュージアムの視察もさせていただき、こちらのリクエストすべて応えていただいたボリューム満点の研修会でした。
意見交換では、女性の登用・業務内容、工場内の交通安全、ライン作業による健康面の対策、従業員の改善提案制度、海外赴任者対応等、様々な内容についての質問意見が出され、参加者それぞれの立場で今後の活動に活かしてもらえたらと思います。
- 競技内容
青年の仲間同士の交流やネットワークづくりを目的に、第23回スポーツ交流会を2023年10月28日(土)にパナソニック(株)くらしアプライアンス社彦根工場 の体育館をお借りして開催し、青年役員スタッフを含む85名が参加しました。新型コロナなど影響もあり、4年ぶりの開催となりました。
今回は前回も実施実績のある運動会を開催し、全8種目の競技を青年委員会にて企画しました。
冒頭、開会式にて坪田英樹青年委員長が挨拶を述べ、その後、参加者を代表して滋賀県教職員組合の西條陽之さんが選手宣誓を行い運動会を開始しました。普段関わりの少ない他の会社の労働組合の人たちとも同じチームになったり、競技の中で交流したりなど、笑顔溢れる運動会となりました。
種目 | 内容 |
---|---|
開会式 | 司会 木田諒哉青年副委員項 開会挨拶 坪田英樹青年委員長 |
アイスブレイク | 順番に並ぼう |
第1種目 | ○×クイズ |
第2種目 | PR競争 |
第3種目 | パートナーを探せ |
第4種目 | ドリブル競争 |
+α種目 | フリースロー大会 |
昼食休憩 | |
第5種目 | ピンポン玉運び競争 |
第6種目 | 五右衛門縄跳び |
第7種目 | 綱引き |
第8種目 | 追いかけ玉入れ |
連合滋賀女性委員会にて、女性組合員を参加対象として女性が気軽に参加できるイベントを実施し、連合滋賀の活動への女性組合員の参加促進、情報交換など活性化につなげる「女性組合員交流会」を2023年10月22日(日)に、草津市のトラットリアデラ・メーラにて開催しました。
第一部では(株)ルネサンスの佐藤ひさきさんに「スリープタフネスセミナー」と題し、質のよい睡眠をとり健康を保つ秘訣などをご講演いただきました。
交感神経と副交感神経をコントロールすることによってよい睡眠をとることができ、そのコントロール方法として食事や姿勢、生活習慣、睡眠をとる時のマインドなどのポイントについて、会場で体を動かしながら知識を得られる楽しいセミナーでした。
第二部では交流会ではミニゲームなどを行いながら、組合間の枠を超えた女性の交流を深めました。
毎年、健康増進と維持、交流と親睦を目的として近畿ブロック退職者協議会にて開催している秋のハイキングを、今年は「高野山をめぐるハイキング」のサブタイトルのもとに和歌山県高野山にて開催し近畿ブロック6府県の退職者連合から約900人が参加しました。
「近畿はひとつ!」を合言葉に2府4県で持ち回りで行っているハイキング、滋賀退職者連合からも60人が参加しました。
全体の出発式を高野山大学の講堂にて行い、冒頭に開催県の和歌山退職者連合の藤田利章会長、近畿ブロック協議会の徳永秀昭代表幹事がハイキングに先立ち参加者の皆さまへご挨拶いたしました。
来賓には、連合和歌山の山本龍一会長をはじめ、参加記念品提供団体の近畿労働金庫、こくみん共済coopなどからお越しいただき歓迎のご挨拶をいただきました。
滋賀退職者連合からは、各府県退職者連合代表として増田勝治会長が登壇、また各府県の最高齢参加者として松山太郎さん(江若交通退職者友の会)が壇上にて記念品贈呈を受けました。
その後、お弁当を食べハイキングへ出発、滋賀退職者連合にて記念写真を撮影後、おもいおもいに秋晴れの空の元、高野山の神秘的な霊場など散策を楽しみました。歩くことによって健康な体づくりをしながら、互いの交流も深め合い楽しい一日となりました。
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連合滋賀広報教育委員会にて滋賀県内で撮影したとっておきの一枚を応募いただく「連合滋賀フォトコンテスト」を企画し、2023年3月1日~7月31日までの期間で92点の応募がありました。
応募作品を連合滋賀広報教育委員会で品評した結果、最優秀賞1点、優秀賞4点と、佳作8点を入選作品といたしました。
最優秀賞については、連合滋賀第20回定期大会の表紙として活用させていただきます。
最優秀賞(1点)
優秀賞(4点)